開催レポート

2023年2月23日、13回目の岸和田冬季ステップを開催いたしました。
4人欠席されて110人の方にご参加いただき、練習の成果を発揮してくださいました。

菅原望先生のトークコンサートでは、参加者達の身近なブルグミュラー25の練習曲より数曲と、憧れのショパンワルツ・エチュード革命を演奏してくださいました。
曲をイメージできる素敵な音色や巧みなテクニック、そしてわかりやすい温かいトークで会場を包み込んでくださいました。「同じピアノからあんな素敵な音が出るんですね」という声が上がっていました。

今回、やっと講評や継続表彰などコロナ禍以前の形に戻すことができましたが、
4人のアドバイザーの先生からのご講評は、
「２曲の選曲や、ペダリングが上手。大切に指導されて、参加者は楽しんで演奏している。
ステップは、いろんな人の演奏を聴けるチャンス、そして続けることが何よりです。戦争が起こっていても、音楽は、世界中平和です。」
「ソロもアンサンブルも、あわせてねという気持ちで入り始める。空気感や、〜したいという気持ちが大切です。」
「演奏の"演"は、演技の"演"なので、大げさな表現をしましょう。イメージをもってストーリーを作りましょう。」
「リラックスして弾きましょう。元気よく、や悲しくなどの気持ちを音にのせる。自分の感性を信じて楽しみましょう。」
と、温かい勉強になるお言葉をいただきました。

そして、アドバイザーの先生方には、長時間にもかかわらず、お優しく的確なメッセージを書いていただき、心よりお礼申し上げます。

11回めのアンサンブル企画は、弦楽器の先生方ににご協力いただき、デュオとトリオでの共演でした。昨年参加された方からは、「昨年、とても楽しかったので、今年も楽しみに申し込みました。」とのお言葉があり、当日も、弦楽器の音とのバランスをよく聴き、素敵な演奏をしてくださり、弦楽器との共演は初めて！という参加者も、本番では音をよく聴き、初めてとは思えない演奏をしてくださいました。

参加者の皆様、アドバイザーの先生方、共演してくださった先生、ご来場の皆様、ありがとうございました。