開催レポート

3月10日（日）、岡山シンフォニーホール３Ｆイベントホールにて、岡山春季地区ピアノステップを開催いたしました。



アドバイザーには、長谷川美智子先生（福岡）、ピアノデュオ「ドゥオール」の白水芳枝先生、藤井隆史先生（埼玉）の３名にお越し頂きました。

春を感じるお天気に恵まれ、93組（内、５名欠席）の皆さまが６部に分かれて10時半の演奏開始から19時45分の終了まで日頃の練習の成果を披露しました。



「どなたでも参加出来ます」がモットーのステップ、今回もピアノを始めて間もないプレ導入の方から、80代のお母様が娘さんにピアノの手ほどきを受けたというシニアの方の親子連弾まで幅広い年齢の方々が集まりました。

ピアノソロ、息の合った先生と生徒、親子、兄弟、友人との連弾、管楽器とのアンサンブルや、団体登録での合奏まで、思い思いの音楽が奏でられました。

曲目も、ピアノならではのバッハ、ショパン、ドビュッシーなどのクラシックからJポップやディズニーまでの幅広い選曲に、参加者の皆さまそれぞれの音楽との取り組み方、楽しみ方が伝わるステージが続きました。



また、「ドゥオール」の白水先生、藤井先生には、2回のトークコンサートをお願いし、計２００名近い方が間近でプロの連弾を聴く事が出来ました。

１回目では、ブラームス作曲「ハンガリー舞曲第1番」、シューベルト作曲「魔王」、バッハ作曲「Ｇ線上のアリア」と、きっとどこかで聴いた事のある有名な曲を聴かせてくださいました。「魔王」は歌曲で歌われる時の声の歌い分けとピアノ伴奏を巧みに表現された迫力ある演奏でした。

2回目では、〈フランスの組曲から〉というテーマでドビュッシー作曲「小組曲」より「小舟にて」で穏やかに始まり、フォーレ作曲「ドリー組曲」より「ミャウ」、サンサーンス作曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」、谷川俊太郎さんの詩を朗読された後、同じく「動物の謝肉祭」より「フィナーレ」で華やかに締め括られました。

丁寧なメッセージを書いてくださる途中に素晴らしい演奏も聴かせて頂き、貴重な時間でした。ありがとうございました。



また、今回のステップの継続表彰は、5回⇒8名、10回⇒4名、15回⇒1名、20回⇒2名、25回⇒3名、30回⇒1名、40回⇒1名でした。おめでとうございます！

この日のステージを目標に、練習を重ねて参加された皆さま、温かい拍手を送ってくださった来場者の皆さま、ありがとうございました。スタッフの皆さんは、朝早くから片付けまで長い時間お疲れ様でした。

また皆さまの笑顔にお会いできることを、スタッフ一同楽しみにしております。