開催レポート

2023年4月29日、伊予春季ステップを開催しました。
今回は、参加者97組（欠席者1名除く）、コンペも近いとあって、その半数近くの方はコンペリハーサルとしてのご参加でした。継続表彰受賞者は21名、アドバイザーの先生からステージで表彰して頂き記念撮影をしました。毎年ご参加いただく方、また初参加の方も多く、ステップのすそ野は、確実に広がっていると感じました。
会場ではコロナの体調チェックなどは行いましたが、入場制限は無く多くの方にご来場いただき、久しぶりにステージと客席が一体となった活気のあるステップとなりました。
アドバイザーには、寺北香苗先生、岩本智子先生、梅村知世先生にお越し頂き、ステージで講評もして頂きました。
岩本先生からは、保護者のお力添えへの感謝、また、常に拍子を感じて演奏することの大切さを、寺北先生からは、楽器の音をイメージすることで演奏に音の広がりを感じることができる、また、演奏には感じる心が必要なので心豊かであってほしい。梅村先生からは演奏者の立場から、舞曲の演奏について、また言語の発声に基づいた演奏表現の違いなど、興味深いお話もありました。
梅村先生には、お疲れのところ2回トークコンサートをして頂きました。1回目は、名曲コンサート「バラード1番/ショパン」「トロイメライ/シューマン」「献呈/シューマン＝リスト」繊細さと大胆さを持ち合わせたテクニックの素晴らしさ、ホールに広がる豊かな響きで梅村先生の世界に引き込まれてしまいました。
2回目のトークコンサートは、コンペ課題曲より抜粋して演奏して頂きました。午後遅めの時間にもかかわらず、たくさんの曲を弾いてくださり大サービス、コンペリハーサルの皆さんは大満足の様子でした。
　これまで春と秋の年2回実施してきた伊予ステップですが、今年度から、秋季ステップは伊予おれんじステーション（代表：姉川里先生）に引き継ぐことになりました。秋季ステップもご参加をお待ちしています。

（Report：荒木惠子）